施工事例

八尾市M様邸ブロックフェンス設置工事

・ブロックフェンスが危険な状態!!

ブロックフェンス積み直し工事に着手させて頂きました。
約半年前になりますが、ご縁を頂き雨樋交換工事をしましたお客様宅の定期点検にお伺いしたところブロックフェンスが気になるとのことでご依頼いただきました。
現状の写真になります。大きな亀裂が目立ち衝撃を加えると今にも崩れてしまいそうです。手で触れただけでもグラグラと揺れてしまいます。
お隣様には小さな元気いっぱいのお子様が住まわれており、ブロックフェンスが崩れて下敷きにでもなってしまったらと冷や冷やしているのが本音だとおっしゃっていましたので、
すぐにお付き合いのある工務店さんに現地調査して頂きました。
着手までに少し時間がかかりましたので、お隣様にもご説明させて頂きお子様に危険が及ばないよう注意喚起させて頂きました。

・ブロックフェンス積み直し作業のご紹介

簡単な流れではありますが、ご紹介していきたいと思います。
作業工程は3日間で予備日を1日頂きました。

1日目→既存ブロック塀解体・撤去工事
    ・部分犬走箇所撤去含む
※現状のブロック塀を解体していきます。必要な場合はブロック塀周りも解体します。

2日目→ブロック塀設置工事
    ・堀削、床付け工
    ・基礎砕石工
    ・ベースコンクリート工
※新しくブロックを積むための基礎作りです。

3日目→ブロック塀設置工事
    ・CB組積工
    ・天端モルタル仕上げ工
    ・犬走部分左官補修工
※ブロックをひとつひとつ積み上げていき、最終の仕舞い作業も取り掛かります。

4日目→予備日
※雨天の場合などは作業ができない為、予備日を設けています。

上記が一連の簡単なご紹介になります。

・完工

予定通り作業終了することができました。
お客様からはこれでひと安心!と大変喜んで頂き私たちも嬉しい気持ちでいっぱいです。
もう少し作業写真をアップしたかったのですが、お客様を配慮しまして。

野村瓦店では、お家の外回り工事についても対応させて頂いております。どんな小さなことでも気になる事があればご遠慮なくお問い合わせ頂ければと思います。


兵庫県I市葺き替え工事

・葺き替え工事のご紹介

ご縁を頂き兵庫県I市にて葺き替え工事に着手させて頂きました。
簡単な流れをご紹介していきます。
①古くなった瓦をめくる
②瓦下の土を取り除く
③下地材の補強
④新しい屋根材を取り付ける
大きく項目分けしていきますと、①~④の流れとなります。

 

①古くなった瓦をめくる

まずは古くなった瓦をめくっていきます。
とても大きなご自宅な為、瓦をめくってトラックに積み込むだけでも一苦労!
協力会社の職人さん達にもお力をお借りし1週間ほどで古い瓦をめくりきる事が出来ました。
瓦を運ぶ距離は約30メートルも有り、最近は気温上昇もあり職人さん達は大きな汗をかきながらの作業となりました。

②瓦下の土を取り除く

古くなった瓦を取り除くと下地材として使用されていた土が現れます。(葺き土(ふきど))と読みます。
この土は粘土状になっており、簡単にご説明させて頂くと瓦を留めるための材料です。
近年の瓦屋根ではこの葺き土はほぼ使用されなくなっており、瓦桟(かわらざん)という材料が使われています。
この瓦桟とは瓦を引っ掛けるための木材のことで、葺き土よりも圧倒的に軽く屋根に対する負担も大きく軽減されます。
今と昔では工法も違い、より負担が少なくすむよう改良が進んでおります。

③下地材の補強

古くなった瓦をめくり、葺き土を取り除くと野地板が現れます。
痛みが激しい部分については腐食が進行しておりそのままで下地材補強は進めれませんので、もちろん腐食部分も補強していきます。
下地材補強には耐久性を高めてくれる構造用合板(12ミリ)を取り付けていきます。しっかりと釘打ちすることで屋根の強度が増しますので強くなります。
構造用合板(12ミリ)を取り付け後には、防水シート(改質アスファルトルーフィング)も張り付けていきます。
この防水シートは張り付けた構造用合板と新しく取り付ける屋根材の隙間部分に位置します。
屋根材を取り付けると、見えないし必要なの?と思われる方もいるかもしれませんが、必要なのです!
新しく取り付ける屋根材が第一防水とすれば、防水シートは第二防水です。見えない部分ではありますが大きな役割を担っているのです。

④新しい屋根材を取り付ける

③までが終わればいよいよ新しく屋根材を取り付けていきます。
今回使用する屋根材は
KMEW(ケイミュー株式会社)ROOGA(雅)という屋根材になります。カラー色はモダン・グレー。
特徴としまして高級感・上質感があり『和』のイメージのままで、現代的な『和』の雰囲気が残ると個人的には思っております。
地震に有利・台風に強い・豪雨に強い・衝撃に強いの四点が挙げられます。
取り付けていく際には一枚一枚をROOGA専用の釘を使用し固定していきますので、外れてしまうというような心配もありませんし、
繋ぎ部分も防水堤形状になっており、雨水を逃しやすく作られています。
カラーバリエーションも多くありますのでお勧めの屋根材になります。

今回このようなご縁を頂き本当にありがとうございました。

 


東大阪市I様邸 大屋根漆喰工事

・漆喰工事・地瓦差し替え工事のご紹介

以前よりお付き合いのあるお客様より『屋根の点検をお願いしたい』とご連絡頂きました。
お客様とスケジュールを合わせ現地確認にお伺いしヒアリング後、屋根にのぼり目視確認、写真撮影を行いました。
『瓦の一部が落下?何か塊のような物が落下?』とおっしゃっていたこともあり、漆喰の経年劣化や瓦割れが見受けられました。
屋根全体も痛みが目立っており、葺き替え工事をするのがもちろんご安心をお届けできますがお客様は葺き替えまでは望んでいませんでしたので、どこまでの工事内容・金額も含めご要望に合わせて細かくご提案させて頂きました。
ご提案内容は漆喰詰め直し・痛みが目立つ瓦の差し替えです。お客様のご要望に合わせ細かく話し合っていくことで、ご納得頂ける工事ができると思っています。

・漆喰撤去

古くなった漆喰をひとつひとつ撤去していきます。
撤去の際には、隠れていた葺き土も漆喰がきちんと塗れるよう調整をしていきます。

・きちんと清掃

古くなった漆喰の撤去後はきれいに清掃作業をします。この清掃作業を怠ると新しく詰めなおす漆喰に土が混ざってしまい
きれいに仕上げることができません。
清掃作業は大事ですね。

・瓦の差し替え

地瓦に割れやひびは無いか1枚1枚確認作業を進めていきます。
気になる瓦が多々見受けられましたので、それら全ての地瓦を差し替えます。

・作業完工

無事に漆喰詰め直し・地瓦差し替えが完工しました。
お客様の都合上、全体が映る工事写真はすみません。(>_<)
とてもきれいに仕上がり全体の工事写真をアップできず少し残念です。
2日間ともに休憩中も差し入れなどありがとうございました。私たちの力でお役に立つことができ嬉しく思います。
野村瓦店では工事が終わればそれまで!ではなく工事終了後も定期点検やご連絡を取り合い良いお付き合いをさせて頂いております。
今後も小さなことでも何なりとお申し付けください。

 


八尾市(T様邸)壁工事

・側面部壁工事

上記は施工前写真

以前に現地調査しましたT様邸の工事に着手させて頂く運びとなりました。
お客様のご要望、ご予定に合わせてのスケジュール組みになりましたので、ひと項目ごとに工事を進めていきます。
第1期工事としまして、ご自宅側面部の外壁工事・屋根工事・ベランダ部土台入れ替え工事・雨戸補修工事です。
今回は側面部壁工事のご紹介をしたいと思います。

上記は経年劣化した焼板を解体・撤去後の写真となります。

解体・撤去後(内部は土壁の為、慎重に1枚1枚剝がしていきます)は、既存の下地材が劣化していた為新しく下地材を取り付けました。
上記は作業終了後の写真となります。
既存のトタン部と新しく取り付けたトタン部の間には水切り板金も取り付け、これでひと安心ですね。
お客様からは『大変すっきりしました。とても綺麗です』とお褒めのお言葉を頂きました。
作業終了後は、新しく取り付けたトタン部の拭きあげと周囲の掃除を徹底的に行ない、お客様にも最終確認して頂き引き上げとなります。


八尾市(T様邸)現地調査

・現地調査

以前に工事させて頂きました施主様の定期点検に伺っていたところ、近隣の方よりお声掛け頂きました。
建物外観に気になるところがあるので、点検してほしいとのこと。現地調査の際は、お客様と日程やお時間などの調整を行いお伺いさせて頂きます。
現地調査当日はお客様から気になる点をヒヤリング後、調査に取り掛かります。
今回は屋根・外壁・塀・ベランダと数カ所の現地調査となりました。

それぞれの現状写真となります。
上記は屋根部分の現状写真です。
棟瓦が崩れているのがわかります。

・側面部 壁

お家を守っている焼板部分が所々ないのがわかります。写真手前につきましては土壁があらわになっています。

・塀

自宅裏の塀部分が傾いており、倒れそうな状況です。少しの風でもぐらぐらと不安定に動いてしまいます。

・ベランダ

ベランダ土台木材が腐食しており、ベランダ本体が傾きはじめていました。ベランダ本体を固定している金物なども経年劣化による浮きなどが見受けられました。

大変危険ですね。

・雨戸

雨戸の木材が浮いており、戸袋へのスライドができない状況でありました。
木製の雨戸には戸車が無い為、どうしてもスライドが重たくなってしまいますね。

各箇所の調査後は、お客様と工事内容についての話し合いを行います。

野村瓦店ではお客様が求められる工事内容やご予算も踏まえてのご提案をさせて頂きお見積りを提出させて頂いております。

このような屋根以外の工事内容も野村瓦店では対応可能です。ご興味のある方は小さなことでも何なりとお申し付けください。

 


八尾市(I様邸)立平葺き・笠木 工事

※立平葺き・笠木板金 工事のご紹介

ご縁を頂き、立平(たてひら)葺き・笠木(かさぎ)板金の工事に着手させて頂きました。点検の為に屋根にのぼると経年劣化による痛みが各箇所に見受けられました。
上記は笠木部分の写真になります。下地材を守る笠木板金が外れており、雨水にさらされていました。

・瓦棒の現状

瓦棒は縦に長尺物で葺かれている為、防水力が高く緩い勾配でも葺くことができる屋根材です。しかしデメリットもあります。写真ではわかりずらいのですが、軒先が長年の雨水により腐りはじめていました。

・施工完了

無事に工事が終了です。
野村瓦店では、その日その日の工事進捗状況を可能な限りお客様にご確認頂いております。屋根工事は直接お客様から見えない部分となる為、安心と信頼がとても重要だと考えます!
もちろん工事内容もですが。
施工終了後には散水チェック・拭きあげをし、各箇所の確認作業を行います。
立平葺きは、軒先に対して垂直に葺く縦葺きになります。メリットとしまして屋根頂点から軒先までを1枚の屋根材で葺く為、継ぎ目がなく下地材に雨水が侵入することを防いでくれます。
リスクを最小限に抑えることができますね。また金属屋根の中でも軽量で地震に強い屋根材とされています。

大切なお住まいを守る屋根!!
小さな事でも何なりとお気軽にお申し付けください。親切・丁寧にご対応させて頂きます。


高槻市(M様邸)波板張り替え工事

・波板張り替え工事

波板張り替え工事に着手させて頂きました。
弊社ホームページをご覧くださり、ご相談、ご縁を頂きました。
現地調査の際にお話を伺うと、現状の波板をもう少し伸ばしたいとご要望がありました。
その為には木下地を追加する必要があります。ですが経験豊富な職人はなんのその!!

・木下地取り付け

現状の木下地に新しく木材を追加していきます。

・雨押え新設

波板を長くする為、現状の木下地のままだと新しく長い波板を取り付けた場合、波板の先が風でバタバタとしてしまいます。
建物壁際には新しく雨押えを取り付けました。

・施工完了

無事に波板張り替え工事が終了です。
お客様がお休みということもあり、色々な話しをさせて頂きながら楽しく作業する事ができました。
帰り際には『現地調査に来て頂いた時から凄く印象が良かった。野村瓦店に頼もうとすぐに家族会議で決まりました』とおっしゃって下さいました。
最高の褒め言葉を頂き大変うれしく思います。

野村瓦店ではお客様が求められる工事内容をヒアリングし、ご提案させて頂きます。
小さな事でも何なりとお申し付けください。


年始のご案内

新年のご挨拶を申し上げます。

謹んで、新年のお喜びを申し上げます。旧年中は、弊社に格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
本年もさらに一層のサービス向上に努め、社員一同、技術を磨き皆様に安心をお届けできるよう業務に励みたいと思います。

なお、新年は1月9日(火)より通常業務を開始します。お気軽にご連絡ください。


年末年始のご案内について

拝啓 時下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。
さて、誠に勝手ながら弊社では下記の期間を休業とさせて頂きます。
期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

・冬季休業期間
  2023年12月28日(木)~2023年1月9日(火)

 ※2024年1月9日(火)より、通常業務を開始します。
 ※冬季休業中のお問合せにつきましては、1月9日(火)以降に対応させていただきます。

今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い致します。


瓦葺き替え工事

お客様の夢へのお力添え!

ご縁を頂き瓦屋根(大屋根)葺き替え工事を着手させて頂きました。
今回のご依頼内容は、お客様の夢であった古民家カフェオープンに向けてのお力添え!
とある山間部にある古民家をリノベーションされカフェオープンするとのこと。現状は瓦屋根の割れ・ズレがひどく雨樋も破損しており、下地ごと崩れ掛かっている状況でありました。
雨漏れもしています。現状の瓦を撤去し、大工さんに下地を直してもらい、その後に瓦葺き・雨樋の施工をさせて頂きました。

施工途中にお客様が来られた際には、カフェオープンへ向けての苦労話しやこれからの楽しみ話しで盛り上がらせて頂きました。

昔は土葺き工法が主流で、釘などは使用せず瓦の下に土を敷き詰めて固定していましたが、現在はほとんど使用されていません。
では、どのようにしているのでしょうか?
大工さんに下地を直してもらってからは、まず下地材の上に防水シート(ルーフィング)を貼ります。
次に新しい瓦を取り付ける為に桟木を打ち込んでいきます。桟木に瓦を引っ掛けるのです。
一定の間隔で桟木打ち込み後に、土葺きではなく釘などを使用し留め付けしていきます。瓦1枚1枚に釘打ちするため固定する力はもちろん強くなります。
瓦葺き後は、棟や隅・壁際などを南蛮(なんばん)を使用しバランス良く調整を行い仕上げていきます。

瓦葺き後には、軒樋の取り付けも施工させて頂きました。
とても良い1枚が撮れましたのでアップしておきます。軒先瓦の重厚感・軒樋の輝き・きれいな夕陽のセットになります。
私自身の偏見ではありますが、、、笑

施工完了です。
お客様も大変喜ばれていました。内装工事は引き続き行われますので屋根部隊はひと足先に引き上げとなります。
全ての工事が終わり、カフェオープンされれば従業員みんなでいきたいなと話しています。


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