瓦葺き替え工事
お客様の夢へのお力添え!
ご縁を頂き瓦屋根(大屋根)葺き替え工事を着手させて頂きました。
今回のご依頼内容は、お客様の夢であった古民家カフェオープンに向けてのお力添え!
とある山間部にある古民家をリノベーションされカフェオープンするとのこと。現状は瓦屋根の割れ・ズレがひどく雨樋も破損しており、下地ごと崩れ掛かっている状況でありました。
雨漏れもしています。現状の瓦を撤去し、大工さんに下地を直してもらい、その後に瓦葺き・雨樋の施工をさせて頂きました。
施工途中にお客様が来られた際には、カフェオープンへ向けての苦労話しやこれからの楽しみ話しで盛り上がらせて頂きました。
昔は土葺き工法が主流で、釘などは使用せず瓦の下に土を敷き詰めて固定していましたが、現在はほとんど使用されていません。
では、どのようにしているのでしょうか?
大工さんに下地を直してもらってからは、まず下地材の上に防水シート(ルーフィング)を貼ります。
次に新しい瓦を取り付ける為に桟木を打ち込んでいきます。桟木に瓦を引っ掛けるのです。
一定の間隔で桟木打ち込み後に、土葺きではなく釘などを使用し留め付けしていきます。瓦1枚1枚に釘打ちするため固定する力はもちろん強くなります。
瓦葺き後は、棟や隅・壁際などを南蛮(なんばん)を使用しバランス良く調整を行い仕上げていきます。
瓦葺き後には、軒樋の取り付けも施工させて頂きました。
とても良い1枚が撮れましたのでアップしておきます。軒先瓦の重厚感・軒樋の輝き・きれいな夕陽のセットになります。
私自身の偏見ではありますが、、、笑
施工完了です。
お客様も大変喜ばれていました。内装工事は引き続き行われますので屋根部隊はひと足先に引き上げとなります。
全ての工事が終わり、カフェオープンされれば従業員みんなでいきたいなと話しています。